義実家の片付け
2023年1月に年始の挨拶にいった際、義父が「(食器の)片付けしようかな」という一言を拡大解釈し面倒臭がる義父と夫を「え?家(全体)を片付けるって言ったじゃん?」と話をすり替えながら定期的に片付けています(言い方)
義父は一人暮らしの割りにきれいに暮らしている。って自分では思っています。
確かにゴミ屋敷なんてことはない。
だけど、年々ものが増えているし、収納する気が無くなってるし、掃除をしなくなってる。
気力が無くなった・億劫になったと、部屋の隅や棚の上に物を積み上げて暮らしてる。
今、家を整えなくなったらこれから先、軌道修正することはないだろうと思うと、ハッキリ言って困る。
薄情な嫁だという自覚はあるけど、私に介護は無理だと思う。薄情な娘な私は認知症の母を介護できるとは思えなくて、きょうだいも同意見で、施設に入居してもらっているのだから。
義父がもっと高齢になって、そのときゴミ屋敷になってて、そのとき義父に要不要の判断ができるかと言われたら出来ないだろうと思う。
勝手に捨てるときっと恨まれる。恨むのは実子ではなく嫁である私だろう。
私は実の親ともうまく付き合えなかったのに、義理の親ならなおさら。
夫には、私は義父の介護は出来ないだろうことは一応伝えてあるが、きっと覚えていないだろうなぁ。
何かで読んで気になっていることは、介護施設は男性が断られることがある。介護に抵抗された時、体格差により職員さんの手に負えないことがある。ってことです。
心配しすぎてもストレスになるだけだから、どうなるか分からないことは考えないようにしているけど、時々ぐわーっと心配になるんですよね。義父のこともだけど自分や夫のことも。
話しにくいことを話すきっかけに
今までの終活の話は「テレビで聞いた終活の話」を雑談の一つとして話題にする程度。
お金の話はとくに「お金を狙ってる」なんて思われたくないから、話題にしづらいのはよくわかる。
夫は時々「どこに何があるか分かるようにしておいて」と義父に言うことはあったけど、義父は「ウチには資産はない!」とか笑いながら言うだけだったりして…
そんなことは聞いてないわ!相続に必要だから整理しておけっつーの!と心の中で毒づきましたよ。
「死」を意識したくないとか、まだ早いとか色々あるんだろうけど、若くても年取っててもいつ何があるか分からないんだから、書類をまとめておくことは大事だと思うんだよなー。
というような状態だったのですが、片付けを始めてから終活っぽい話が雑談よりは真剣味の増した感じで話すようになったので、いい方向なのでは?って思います。
実父が亡くなった時の相続話(預金凍結)をして夫と義父を怖がらせたり笑
怖がらせすぎて義父がタンス預金しそうになって止めたりww
少しずつでも行動・思考を停止せず家を整えていくことで、義父が「ちゃんとしよう」と動いてくれるようになればいいなぁ。
捨てたくない系夫、片付けに理解を示す
義実家の片付けを始めたころから企んでいたこと。
「夫に片付けの必要性を理解してもらいたい」ってこと。
自宅の片付けでは、夫の物は捨てなくていいという態度をとっています。
ただ、
- 夫の物は夫の部屋へ。どんなに夫の部屋がゴチャっとしてても共有スペースに入れない。
- 夫の物を代わりに収納しない。
ということを気を付けていると、居心地が悪くなってゴミっぽい物を捨てるようになったり、洋服の多さに気づいて捨てるようになりました。
以前は、捨てない。捨てろって言われるとストレス。とまで言っていたことを思えば変わったなぁって。
前よりは捨てることへの抵抗感が減ったけど、「ゴミを捨てる」の範囲内かな?と思ってました。
なのでね、義実家の片付けを通して、使っていない物をしまい込んだり、勿体ないから取っておくとどうなるかを知ってほしかった。
義父は洋服に執着しているっぽい。
夫もその傾向がある。けど、収納から溢れさせてまで「捨てない!」と頑固になってはいない。
義父はね、収納から溢れてましたから。部屋に竿渡して服かけてましたから。
それでも「捨てない。まだ着る。」と。
それを聞いた夫はちょっとイライラしながら「そんなにいらない!自分は捨てた!」って言ってて、お前もまだまだ多いけどな!と心の中でツッコミつつ「まーまー。今回はいいよ、来年の春にもう一回考えればいいよ」と良い嫁ムーブw
一度言って捨てるわけないじゃん。夫だって服多いんだから。
義実家の片付けでは、義父が捨て方分からないかも系のゴミを持ち帰っています。
これ、すっごく面倒だし仕分け疲れるしゴミ捨ても大変だけど、ゴミの量を実感するのに役立ってる気がします。
袋詰めして捨てておいてね。だと「多いなー」くらいの感想だと思うけど、車に積み下ろしすると多いし重い。片付けは大変って実感してると思うんですよね。
タオルはいつまでももつは間違い
前回の片付けでは、押し入れからタオルがドッサリ出てきました。
箱に入った「ちょっと良いもの」っぽいのから銀行の名前入りペラペラタオルまで。
全部シミだらけで茶色く変色して使えなくなっていました。
これを見た夫、タオルはいつまでももつって思ってたけど違うってことを知ったらしいw
洋服ダンスの中に箱入りでため込んでいたスポーツタオルを洗濯して、ローテーションで使うことにしたらしいんですw
あんなになるなんて、使わないと勿体ないって。
夫、片付けに(ちょっと)目覚めた瞬間w
感慨無量です!
本日もお読みいただきありがとうございました!
コメントを投稿
別ページに移動します