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介護申請のハードルは【かかりつけ医】

 


持病のない高齢者にはかかりつけ医がいない

高血圧で通院していたころ

義父は40代のころから血圧が高かったらしいのですが、「自分は元気だ」と言って病院には行っていなかったそうです。

家族がいくら病院に行くよう言っても聞かないのに、近所に住んでいる少し年上の男性と話しているとき「いきなり倒れたらどうする。家族のために病院へ行ったほうが良い」と諭されてからは20年ほど降圧剤を服用し、家庭用血圧測定器を買って朝晩2回測定していました。

もともと病院嫌いで、足が痛い腰が痛いと言うわりに一向に診察を受けません。薬も飲みたくなかったようです。

ある年、夏は血圧が下がることに気づいたらしい義父は当時のかかりつけ医に降圧剤を夏の間は飲まないことにする言ったそうです。

医師はそれなら半分の量でと、義父を説得?してくれて薄くですが病院と繋がっていました。

当時のかかりつけ医とは相性が良かったのか、すなおに通院していました。

かかりつけ医の休業

当時のかかりつけ医はご高齢だったようで、ときどき長期休診されることがあったそうです。

受診しようとした義父は休診を知り、別の病院へ行ったところ「癪に障る」ことを医師に言われたらしく、通院をやめたそうです。

受診している義父の様子を見ていると、尊大な態度で医師に対して「あんた」なんて呼びかけます。その医師は女性なのできっと義父は男尊女卑クソヤローです(ムカつく)

コロナワクチン接種

勝手に通院をやめた義父ですが、コロナワクチン接種のためにどこかの病院へ行かなくてはなりません。

どういった経緯で「癪に障る」ことを言った医師のいる病院へ行こうと思ったのかはわかりませんが、ワクチン接種はそちらの病院へ行き、2023年1月4回目の接種がその病院に行った最後でした。

主治医意見書の依頼

認知症の疑いとこれからのこと

義父に認知症の症状が出ているのではないかと疑った我々夫婦と義妹は、

介護保険の申請を出し、何かしらの助けを借りることを決めました。

できればヘルパーさんに入ってもらい、家事の見守り(安否確認)をお願いしたい。

介護サービスを受けることに慣れてもらいたいと思っていたのです。

このまま体は元気で、認知症が進めば一人暮らしはできなくなりますし、私たちも同居して介護することは無理ですから、いずれは施設に入居することになるからです。

男性の施設入居

私の母は10年以上施設に入居していました。

何箇所か施設を変わりましたが、どこの施設も入居者は女性が多いのです。

女性が年下の夫婦が多い、女性のほうが長生きだからなど、理由はありますが

男性入居者を敬遠している施設もあるとのこと。

職員さんの安全を考えれば仕方ないのでしょう。

将来、施設入居する(かもしれない)ことを考えれば早いうちに義父は介護に慣れることが大事だと考えました。

ケアマネさんはじめ介護事業者も、突然介護度が高い利用者が施設入居したいと言ってくるより、認知症が軽いうちから様子が分かっている利用者のほうが施設入居の障害が少ないのではないかと考えたのです。

介護事業も経営している医院

実母の施設入居のときは介護のことをよく分かっていなかったので、行き当たりばったりでした。

老健→グループホーム→サ高住→特養

と変わりました。

認知症の度合いに合った施設を選ぶことができなかったと後悔しています。もっと勉強すれば良かった。


義父の場合は男性ですから上記のように施設入居が難しいかもしれないため、かかりつけ医のクリニックが運営している事業者でお世話になるのが良いのではないかと思い、事情を説明して主治医になってもらえました。

終わりに

サロンのように病院に行く高齢者もいると聞きますが、義父のように病院嫌いの高齢者もいるでしょう。

医療行政のことは難しく私には理解できないことも多いのですが、

義父のように体調不良のない認知症高齢者が介護保険にかかることはとても難しいと感じました。

認知症を専門に診ている医院はとても少なく、家から遠いこともあり、義父も認知症外来にはかかっておらず、かかりつけ医で長谷川式検査を受けただけ。

認知症の種類を調べて治療したほうが良いのではないかと思うこともありますが、認知症は治らないのだから今の主治医のもと、高血圧の薬を飲みながら介護サービスを受け、その時々ケアマネさんと相談して適切な介護サービスに更新していく。

ということになるかな。と思っています。




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