思い描く将来の姿
私は小学生のとき将来なりたいと思い描いていた姿は、縁側でおじいさんとおばあさんがお茶を飲んでいる姿でした。
小学生からでは将来が遠すぎる(笑)
そして、集合住宅では縁側がない(残念)
今、小学生の私が思い描いていた将来に近づきつつありますが、ちょっと理想のおばあちゃんにはなれそうにない気がする。
当時は、意地悪ばあさんみたいな、頭のてっぺんにお団子くっつけてるようなおばあちゃんになりたかったけど、あの髪型は維持するのが面倒そう(え?そこ?)
今の理想の将来の姿は中尾ミエさん。
あと30年くらいの間に白髪が増えてピンクとか紫の髪色にしたのちに、グレイヘアになってずっと濃いくお化粧して”ふらふら(楽しく暮らすとかの意味)”していたい。
縁側は諦める。そして、おじいちゃん役の夫もねぇ。なんか違うw
参考図書「老いの品格」
今までは見た目のイメージが大きかったけど、年々どう年を重ねていきたいかを考えるようになった。
参考になるかと、和田秀樹著「老いの品格」を読んでみることにしました。
ミステリーばかり読んできた私が実用書を読むようになるとは!感慨深い
まず、(また外見だけど)年をとらない若々しいおばあちゃんではなく、しわしわでもかわいらしいおばあちゃんになりたい。
ニコニコしてるけどしゃべると毒舌、みたいな。
本著によれば85歳を過ぎるとアルツハイマー、がん、動脈硬化にほとんどの人がかかっているそうですが、75歳くらいまでは老化に抗うことができる、と。
なので75歳くらいまでは散歩をしたり脳をよく使ったりしておくと、生活の質が上がりそう。
グラウンドゴルフしたほうがいいのかしら?あれ、適度に歩くし仲間とおしゃべりできて良い社交だろうけど、人間関係面倒って話を義父から聞いて、
今でも人付き合い苦手なのに老人になってから出来るとは思えないんですよね。
受け入れることは大切
老いを受け入れることは大切で、プライドからケア用品を使わないって意地をはるとQOLが下がる。
著者は61歳だけど、治療で利尿剤を服用しているから尿漏れパッドを使用しているそう。
トイレを探し回って外出がストレスになると、引きこもって筋力も低下し、ますます老け込み外出がおっくうになり…と悪循環なんだろうなぁ。
活動的に動くことが老いに抗うことだから、便利なものは使っていくという割り切りは必要ですね。
老いを受け入れ、快適になるならケア用品は積極的に受け入れていこう。じゃないと私、今でも家が好きなのに老いたらもっと外出しなくなりそうで心配です…
高齢者の交通事故
高齢者が交通事故を起こすとすぐに、免許返納が素晴らしいというような風潮がテレビから流れてきます。
でも、地方では車がないと困るのです。
スーパーに行くには車で行くしかない、という地域も多いのだから、あまり高齢者から運転免許証を取り上げるという話に直結させないでほしい。
もちろん無茶な運転をする高齢者がいることは知ってる。身内の運転が危なくなったら「そろそろ…」と返納を考えてもらうことは大事だと思う。
ただ一方で、田舎道を軽トラで運転してる人は安全運転してるよ?休日に都市部からドライブしに行く人のほうがよっぽど運転荒いからね。
だから、事故を起こしにくい車が欲しい。
私も運転が下手で、すぐに慌てる性格なので運転が怖くなり、今は運転していません。
幸い、我が家は自転車で動ける範囲にスーパー、金融機関、病院があるので自転車で生活できているけど、ちょっと郊外に行くと車なしは無理ってところも多い。
知人は、慌てて急ブレーキを踏んだつもりがアクセルだったという、よくある事故を起こしました。20代のときです。若くても事故は起こします。
ワンペダル、踏み間違いを防止できるいい装置だと思うけど、普及してるのかな。
義父とか心配だから、こういうの普及してくれればいいのに。
ピンピンコロリは孤独死
あと、衝撃的だった内容は「ピンピンコロリ」が理想で~とかいうじゃないですか。
あれ、孤独死ってことだよって。
良く考えたら、そりゃそうだわ。
体調悪くないのに突然ってことですもんね。
若いころはピンピンコロリで苦しまず、なんて思っていたけど、同居家族がいてこその理想の最後でした。
そういえば伯母が言ってた。「今は3日寝込んでコロリ」よって。
予兆が欲しい!独居老人には予兆がないと怖いわ
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