老後を考えることが増えてきた
「幸せな老後を迎えるには」なんてことを考えることが増えてきました。
若いころは老後といっても遠い未来のことのように思っていて、こんなに体のアチコチにガタが来るなんて思ってなかった!
やはり、祖父母が亡くなるのと親が亡くなるのは違いますね。こんな当たり前のことも経験しなければ分からなかったのです。
わたしは割と最悪のことを想像して怖がってしまうところがあります。
未来のことを想像で怖がっているなんて怖がり損だなって思うのですが、やはり母が70代前半で認知症になったことで、怖がりに拍車がかかったことは否定できません。
それまで、想像の老後は体はゆっくりしか動かないけれど、シルバーカーをコロコロ押して時々座って休憩するような、私の祖母のようになるんだと思っていたんです。
老後の不安は認知症の不安になった
私が覚えている祖母は、内職をしながら煙草を吸って、時々お酒を飲んで、シルバーカーを押しながら買い物に行き、ちょっと口の悪い「おばあちゃん」でした。
おばあちゃんは腰が曲がって、ゆっくりとしか歩けていなかったから、家を買うときに集合住宅なら階段がないから安心だろうと思っていました。祖母の家はやたらと段差があったのでね。
だけど母が認知症になり、そうか、脳も鍛えなきゃいけないんだと思ったけど、どうやって脳を鍛えるの?勉強するの?って不安になった。
勉強って、学校で習うようなことを想像していたから「無理!」って拒否反応が出ちゃいました。
だけど、知らないことを調べたり話を聞いたり、それを夫と話したりするだけでも勉強になりますね。
時間が出来たことをいいことに、ブログで脳トレチャレンジ中ですし。
ブログっていいですよねw
調べて自分なりにまとめて書く。インプットもアウトプットも出来て考えの整理にもなります。
あと、片付けよう。(ブログのネタのために)と思えるから掃除も片付けもはかどります。
なかなかブログネタになるような事件は起こらないのは残念ですが。(いやいや、事件はいらないですね。平穏が一番)
そういえばここ数年は落ち込み気味だった
わたしはあまり感情の起伏が大きくないタイプなので、自分でも気づかなかったのですが、ここ数年、落ち込んでいるというか、気分がふさぎ気味というか…
更年期だし、飼っていた犬が亡くなったこともあり、何よりコロナ禍でした。
テレビからは気分が落ち込む話題が多く流れてくるから、テレビを観る事をやめてしまいました。
それまではお笑い番組とか好きだったんです。M-1は毎回観ていたし。
だけど、前まで好きだったバラエティも観なくなって、それはテレビが面白くなくなったんだわって、テレビのせいにしていたけど、受け取る側のわたしが楽しめなくなったのかもしれないです。(テレビが面白くなくなったことは事実だと思うけど!)
新しいことにチャレンジすることも、なんだか億劫だった。
それなのに、ブログを書いてみようと思い始めたり、運動嫌いと思っていたけどストレッチを始めたり、なんてことない事かもしれないけど、新しい事を始める気持ちになったことはとても不思議でした。我ながら。
幸福のU字曲線
スマホでYouTubeアプリを開くと流れるおすすめ動画。
何かをしながら、なんでもいいから聞きたい時(選ぶのが面倒なとき)、そのまま流しているのですが、「幸福のU字曲線」の話題が出てきました。
人間は(一部のおサルも)中年期47~48歳の時期にもっともみじめになる(みじめって酷いw)。
幸福度はU字曲線になっていて、ピークは18歳と80歳で、底が47~48歳なんですって!
それ以降はどんどん幸福度が上がるそうです。
わたし今、48歳なのでどん底にいるはずだけど、上に書いたようにちょっと気持ちが上向いています。
コロナが5類になり、暑いのにマスクをしなくても良くなって気分が晴れやかになっているのかもしれないけど、これからどんどん良くなる!って信じられることは幸せだから、私は今、人生の底から抜け出した!って思い込もうと思います。笑
考えすぎず、自分の幸福を求めるのみ!
数年前に買った本で、それまで常識だと思っていたことを、ひっくり返されたことがあります。
読んで、???と思ったこともありますが、全て間違いだなんて思えなかった。
共著者の近藤誠医師が亡くなったとき、死者に鞭打つような記事が出ました。
虚血性心不全で亡くなった方に向けて、↓こんなこと書きます?
「これさえ守ればわが家やホームで安らかに逝ける」と帯の宣伝文句にはあったものの、残念ながらかなわなかったようである。
私は、医師の提示する医療を受けない権利が患者にあると思っています。
そのような判断をした患者のケアもしてほしい。
近藤医師の本を読んだわけではないから分からないけれど、少なくとも私が読んだ本には、手術をした方がいい患者はいるし、抗がん剤が良く効く種類の癌がある。と書いてありました。
だけど、放置したほうがいい癌もある。と書いてあるだけ。
それを、素人の患者が判断するなと言われそうだけど、私は父が癌になったときの流れを見ていて、ベルトコンベアに乗ったように思いました。
何もしなければ余命6か月と言われたけど、それ以外の選択肢は標準医療フルコースだったように思います。
父には、その標準医療がベストだったかもしれないけど、そうじゃなかったかもしれないと考えることもあります。
父自身が決めたことだから、今わたしが後悔とか感じているわけではないけど、自分だったらどうだろう?と考えると、高齢になったときに見つかった癌なら、様子をみながら放置でもいいかな?と思うんですよね。
私は今の考えのまま高齢者になったとき、代替医療を希望することはないと思うけど、年齢によるかな?とも思います。
今、何か病気が見つかったら、全力で医療のお世話になる気マンマンですが。
65歳超えてたら病気を見つけたくないです。知らない方が幸せかな?と思うから。
なんにしても、80歳になって18歳と同じくらいの幸福度というものを味わってみたいので脳も体も元気でいられると思い込もう!(思い込みの力、信じすぎ)
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