当ブログではアフィリエイト・Google AdSenseによる広告を掲載しています。
リンク先にはプロモーションを含む場合があります。
編集

「自殺報道ガイドライン」は人によって変えるのか



 

 


コロナ禍以降テレビはほとんど観なくなった

実家では、ほぼいつもテレビがついていました。

そんな習慣をそのまま引き継いで、家事の合間にテレビをつけてそのまま観いってしまったりと、テレビは危険って分かっていたけど止められない習慣でした。

ごはんを食べるときは当然テレビがついていて、それが話題を提供してくれていた。

夫婦二人暮らしで会社で何があった?なんて聞いても「特に何も?」ってなってしまう(笑)面白いことがあれば、帰宅時に我慢できずに話してしまいますからね。

面白い話も尽きて食事するころには「シーンとした食卓」になってしまうから、テレビが便利だったかなと思います。今思い返すと音がないから寂しいかったのかもしれません。

テレビにネガティブなイメージを持っていなかったのに、何故テレビが嫌いになったかというと、コロナ禍の報道の在り方を観て、このままテレビを観続けていると精神状態が悪くなると思ったから。

感染者数(陽性者数)などの発表、政府の対応批判、外国の対応報道。

外国の対応といっても、感染対策が厳しい国はよくやっていると言い、スウェーデンなど制限しない国の事は否定的に報道するか報道しないってところが、気持ち悪かった。時間的に報道というよりワイドショーを観ていたということも悪かったのだと思うけど、伝える事の方向性としては同じだったと思う。

情報というのは、公平にフラットに受け取りたいのです。

何も色の付いていない情報をもとに考えたいのに、はじめから着色されている情報しかテレビからは得られなかった。

自殺報道ガイドライン

WHOが発表した報道機関向けの勧告とのこと。

大昔、有名人が亡くなると大々的にテレビなどで放送していました。

後追い自殺が増えたということも聞いたことがありました。

自殺報道を変えることで自殺率を減らす効果があるそうです。

メディア関係者の方へ

メディア関係者の方へ

メディア関係者の方向けの情報について紹介しています。

精神的に安定している人が、自殺報道に触れても悲しい気持ちにはなるけど「私も…」とはならない。

精神的に不安定な人が、背中を押される気持ちになることがあるから、自殺報道を変える必要があるのです。

俳優と芸人とタレント

2020年以降、多くの有名人が自殺で亡くなりました。

大昔のような、現場に押しかける・家族にインタビューをするというようなことは少なくなったことで、ガイドラインの効果があったと安心していたんです。
(十分ではないとは思うけど、昔よりはマシになった)

だけど、去年、自宅に押しかけたテレビ局があったらしい。俳優さんと芸人さんでは扱いが違うの?

先月亡くなったタレントさんは、遺書もないのに「誹謗中傷のせい」と決めつけているように見えるし、報道も多いように感じます。

”メディア関係者へ報道のお願い”この中には、

有名人の自殺は十分に報道する価値があるとみなされ、それらを報道することは人々のためになると考えられることも多い。しかしこうした報道は、自殺リスクの高い人に模倣自殺を誘発させる可能性を特に高めてしまう。有名人の死を美化することで、気付かないうちに社会が自殺関連行動を称賛し、その結果、別の人の自殺関連行動を促進させてしまう可能性を意味している。

報道すると、その方の功績を伝えることになると思います。死人に鞭打つことは私も反対だし見たくない。そうするとどうしても「美化」することになる気がして、すごく怖いんです。

人の命を危険にさらすこともある報道をする理由って何でしょう。

芸人さんやタレントさんなら、彼らの「死」を何かに利用してもいいと思ってないだろうか?って勘ぐっています。

何より、我々視聴者が観るから放送するのだと思われたら嫌なので「視聴しない」という選択をしようと思うのです。


友人の家族が数年前に自ら命を絶たれました。

報道を変えることで防ぐことが出来るのに、それをしないのは悪いことです。