映画の券をくれると言われても観たい映画でなければお断りする

懸賞で当たった無料券

映画・演劇・遠い場所の美術館など、懸賞で当たったけれど都合が悪くなったから「あげる」と言われることがありました。

せっかく声をかけてくれたから…と出かけていましたが、遠い場所の美術館（車で3時間くらいだったかな？）は流石に行かないなと思って断りました。

相手も「そうだろうね」とアッサリしたもの。

なんとなく、断るのは悪いなって貰っていた無料券だけど、私が断れば興味がある人の手に渡るのでは？と思うようになってからは、頂くか断るかは数秒で判断することにしています。瞬発力大事。

誘われると断りづらい

30代くらいまで、誘われて予定が空いているなら断るのは悪い。と思い込んでいました。

興味がなくても「お付き合い」と思っていたけど、傲慢な考えでもありますよね。

相手はどうしても私とどこかに行きたいというわけではなく、興味がある人を探しているのだとしたら、さほど興味のない私が名乗りを上げることで、相手の共通の趣味の友人を作るチャンスを潰すことになる。そんなふうに思えば断ることは悪い事ではない。

最近は「それに私は興味がないから。興味がある人を誘って」とサッと断ることにしています。それが無料券でも。

くれるという物は断りづらい

くれるという物はいらないと思っても頂く。断るのは失礼だからと。母がそういう人だったものですから、そういうものだと思ってもらっていたけど、何でも受け入れていると家が汚くなります。

それに物を貰うとその物に人間関係がくっついてくるようで苦手。前にあげた○○は？なんてことを聞かれたら困るから捨てられないって、今考えると変ですよね。妄想して怖がって家が汚くなって、精神的に悪そう。

本当に善意で物をくれようとする人がいます。

自分が貰ったノベルティグッズなどを、わざわざ持ってきてくれたりして。

はじめは驚いて、要らないなって思っても消耗品なら…と受け取ると、相手は私が喜んでいると思って再度持ってこられました。

このままだと、同じようなことが続いてしまう！と、勇気をふりしぼって「使う物はない」と伝えました。

わが家には、貰えるなら貰う主義の夫がおります。車の定期点検、車検などディーラーへ行くとノベルティグッズを持って帰ります。クリアファイルに柄が付いていると中身が見えないから苦手です。

貰って帰った物を差し出してくるから、最近はそのまま夫へ返しています。

「あなたの物はあなたの部屋へ」

こうすると私の管理しなければならない「夫の物」が減るので、すごく楽になりました！