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年末年始に実家へ行くという習慣があることに驚いた新婚時代



 

 



結婚したとき当然のように義父とは別の家を借りることにしました。

結婚してからすぐの年末、夫から「実家に1泊する」と告げられとても驚いたのでした。


私の実家では、祖父と同居していたから家で正月を迎え、松の内に母と一緒に祖母へ会いに行くという習慣でした。

きょうだいが成長するにつれ、祖母宅へ行く人数が減り私が小学生(低学年)ころから行かなくなりました。

祖母は伯父家族(4世代)と同居していたため大人数での訪問は居心地が悪く感じ始めたことも、足が遠のいた一因と思います。

私たちが行かなくなった後は母が一人で帰省していました。

祖母宅へ行っていた記憶が薄れ年末年始は家で過ごすようになり、社会人になり一時期スキーに行っていたときは12/31夜に出かけて年越しスキーに行くこともありました。


実家の習慣から、私は自宅で夫と新年を迎えてから実家へ挨拶に行くものだと思い込んでいたので、夫のきょうだい家族と全員で12/31に集まり1泊すると聞き、義父ひとり暮らしの家で食べ物はどうするの?持ち込み?おせち買うの?と大混乱w

結局、

  • 12/31夜:鍋
  • 12/31深夜:そば
  • 1/1朝:おせちっぽいもの・刺身・雑煮

というのが定番メニューと教えてもらい、義実家では食事の用意と食器洗いばかりで決して楽しい年末年始ではありませんでした。

そのうちイヤイヤやっても仕方ないという思いもあり、他人の好き嫌いに頓着せず自分の好きなものを思うままに作り、「これは嫌い。味が濃い」など言われても知らん顔w味が嫌いなら残してねーって言っておく。

元来気の強い質なため、そこまでストレスをためるようなことはないけど、座りっぱなしで飲み食いしてる人間(夫)がやっと座った人間(私や義妹)に「ビールとってきて」とか言ってきたら(虫の居所が悪いときは)ニッコリ笑って小声で

私はものすごく疲れている。
やっと座れたのにオノレのビールを私が取りにいかにゃならんのか?

(・∀・)

と、返事をするとスッと立ち上がる素直な夫で良かったです。


実父が亡くなるまで義実家から私の実家へ行っていましたが、実家では食事は買ってきてくれていました。

義実家では私たちが結婚するまで義妹が一人で準備していて、出来合いのもので済ます私の実家より「ちゃんとしてる」んだと思います。

でもねー、働く身になると出来合いでOK。用意してくれている実家はありがたかったです。


年々食が細くなる後期高齢者(義父)と中年たち、今時の若い人(姪甥)ってそこまで食べないから、用意する食事も少なくなりました。

無理して頑張ってストレスためて夫にビールって言われて皮肉言うより、正月らしさにこだわらず食べたい物だけ作ればいいかな?と思うようになりました。

「こうあるべき・しなければ」なんて勝手に頑張ってたけど、結婚して23年経ち48歳にしてやっと頑張っているアピール止めようって思えるようになった笑

結局のところ見栄っ張りだったんですよね。私、頑張ってます!って。

頑張るお正月より楽しいお正月を迎えるために、手抜き(手数を減らす)をすることにします。





お読みいただきありがとうございました!


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