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人生の大事な決断に占いを頼る心理が分からなかった件

2024/01/26

 

 

占いイメージ


私は占いなどのスピリチュアル系に興味がありません。

スピリチュアル許容量 | iomemo

スピリチュアル許容量 | iomemo

スピリチュアル系に興味がありません。 占いなどは縁起物という気持ちで向き合っています。ただ、実家の近くに住んでいた占ってくれるおばちゃんの占いだけは今でも記憶にあり、それだけを信じているのかもしれません。(いい事言われた気がする)


人間生きていれば嫌なことは当然あるし悩みもあります。

小さなことから大きなことまで、毎日なにかしら決断しながら生きていくのだと思っているし、それは簡単なこともあれば難しい決断をしなければならないこともある。

後で思い返すとつまらないことでイジイジ悩むことはよくあることですが、「これから先、起こり得る事柄」について、うっすらでも考え何となくの方向性を決めておくことは、心配性の私には必要なことです。

その場その場で臨機応変な対応をとれるような人間ではないからこそ、考えておくことが大切だと思っているから。


例えば母のこと。

私の母は認知症(要介護4)で、施設に入居しています。

入居時の説明を聞き、きょうだいと話し合って認識をすり合わせたこととして、

胃ろうも延命措置も希望しない。ということがあります。

その時にならなければ「決断」できるかどうか分かりません。

でも、何も考えず(悪い事を考えたくない)突然そんな重い決断をしなければならなくなった時、場当たり的な決断をしてしまうかもしれない。そう思うと、軽くとはいえきょうだいで話し合うことができたことは「その時」後悔のない判断が出来るのではないかと思います。


自分が年をとれば親も同じだけ年をとり、親が老いたことを実感します。

義父は若くして夫の父親になりました。

私の親より若いですが、もうすぐ80歳になります。

コロナ禍で人に会う機会が減り、出かけることも減り、このままいつまで一人暮らしできるか分かりません。

私は自分の母親も介護できず、施設に入居してもらった人間です。

義理の親と同居出来るとは思えません。

でも、夫が我が家で義父と暮らすと決断したなら、それに協力することになるでしょう。

案外うまくやれるかもしれないけど、精神的な不調をおこすかもしれません。

夫には「私は介護が出来るとは思えないから、プロの手を借りて欲しい」と伝えてはいます。


私の人生はなんていうか「普通」で、波乱万丈とは縁が遠いです。

子がいないので子育ての苦労を経験しておらず、精神的に弱い面もあり、嫌なことから逃げる癖があり、平凡な安定した(面白みのない)人生を歩んでいる自覚があります。

そんな平凡な安定した人生は、望んで手に入れたと自負もしています。

自分の性格から、結婚相手は「怒りっぽくない、(ずっと会社員でいてくれる)保守的な人」が合うだろうと思って夫と結婚しました。

価値観が似ていることが一緒に暮らすには大切だと思っているから。

もちろん頭くることもありますが、妥協できるところは譲り、我慢できないことは冷静に話し合う。それが結婚生活だと思っています。



恐ろしいことにここまでが前置き笑

今回書きたかったことは、

夫婦関係に問題を抱えている友人がいます。

正直、友人の考えは私には理解できないことが多く、友人の悩みを聞くことはもう私の能力外だと感じています。

友人は夫婦関係の問題にあたり、アクションを起こそうとしているそうなのですが、何か行動すればその行動の結果は好転する可能性もあれば暗転するかもしれない。

悪いことが起こるかもしれないと考えて、アクションが起こせないと、思考の袋小路入っているように思えたと同時に、アクションを起こしたくないから何か理由を探しているようにも聞こえました。

そのとき「占ってもらった」と聞き、背中を押してもらいたかったのだろうと頭では分かるのですが、夫婦関係の問題って私が当事者なら人生の一大事です。そんな大事な決断を占いに頼るという気持ちが理解できずとまどいました。

時間が経ち今思い返せば、友人は夫婦関係の問題を解決したいという気持ちはあるけれど、自分で決断できない・結果に責任を持ちたくないのではないか?と思うようになりました。誰かに決めてもらいたい。というような。

私は他人に決断してもらうなんて怖い事は出来ないって思うのですが、自分で決断したくないと考える人もいるのでしょうか。

自分のことなのにどこか他人事のように思っているのでは?と感じることがあり、言葉は悪いですが「不気味さ」を感じてしまいました。それは私が理解できないことを聞いて本能的に怖れを感じ不安になったのだと思います。


占いで背中を押してもらうのが悪いとは思いませんが、用法には注意が必要なのではないかと思った一件でした。



お読みいただきありがとうございました。


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