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まだ自分でできると言い張る義父と、私の本音

 



介護保険認定申請の結果

義父の介護保険認定の申請をしました。

【義父の介護申請】きっかけは全自動洗濯機 | iomemo

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iomemo 天パ、くせ毛を活かす。物の多い夫と終活に向けて片付けを頑張る50代主婦の雑記ブログ。


結果は要介護1

認定調査員との面談では「困りごとは何もない。自分でなんでもできる」などと言うので、非該当になるのではないかと不安でした。

認定調査員さんに義父のいないところで「こんなことも、あんなことも」としっかり付け加えたので、それを加味してくれたかな…

仕事休んで付き添って良かった。

義父本人は本当に自分でなんでもできると思っているようで、嘘をついているようには見えないんです。

私から見た義父は、外見を気にする人、面倒なことは「はいはい」と受け流す人という印象。

私は自分がファッションに興味ないので、義父が服をたくさん持っていることは理解できないんです。

ま、それは好き好きだからどうでもいいのですが…

整理しないまま何もかも持ちつづけることや、洗濯しないことには嫌悪感がある。季節外れの服がいかにも洗濯してない様子(例:裾が折り返されているズボン)でひっかけてあるとね…

介護プラン契約と勝手に断った義父

主治医意見書をお願いした医院と提携しているケアマネさんに依頼し、相談して、訪問看護と訪問介護を週1回ずつお願いすることにしました。

本人もその場では納得して、長い説明を聞きたくさんの書類に署名捺印して契約し、義父の健康と生活の不安を少しだけプロに担ってもらえると安心できました。

ところが…

契約した翌日、義父が勝手に事業所に訪問介護(ヘルパー)キャンセルの電話をかけていたのです。

「自分でできるから」

「お金がもったいないから」

そう言う義父に、私たちは怒りがこみ上げてきました。

一度は納得して契約したのに、どうして私たちに相談もなく勝手にキャンセルするのか。

こちらは本人のためを思って準備を整えていたのに!

たしかに義父は、まだ掃除も洗濯もできる部分があります。

でも現実には、洗濯していない服が部屋中にかけてあったり、においが気になることもある。

「できている」と本人は言うけれど、「できることもある」というだけ。

私たちが「明日行くよ」と連絡を入れれば掃除をします。でも普段は掃除していません。

毎日完璧に掃除してキレイにしていなければならない!と言いたいわけではないのです。

手を抜くこともあるでしょうが、適度に清潔にし意欲的に行動することが難しくなっているから、一人で無気力にテレビを観るだけの生活にならないよう、ヘルパーさんに見守ってもらいながら家事をして世間話でもすれば、何もせずに一日過ごすよりはいいだろうと思ったのです。

ケアマネさんも、看護と介護の両方を少しずつ入れて筋力の低下や認知症の進行を予防しつつ、何かの拍子に介護度が上がることがあっても見守れるプランを考えてくれたのに…


それに、義父が「お金がもったいない」と言う訪問介護よりも、訪問看護のほうがよほど高額なのです。

数字の上でも矛盾しているのに、どうしてそこまで訪問介護だけを拒むのか…

怒りと同時に、悲しさや虚しさもあります。

「介護を受ける=できないと認めること」

義父にとっては、そのことが屈辱に感じられるのかもしれません。

本人の自尊心を優先するがあまり、「何か起こってから対応する」なんてことは出来ません。

何か仕出かしてからでは遅いから

運転免許をいつ返納するか

義父は今も自動車に乗っています。

運転する様子を見る限り、危ないということは今のところありませんし事故を起こしてもいません。

長く続けていた運転を取り上げるには、準備が必要です。

一番近くのスーパーは徒歩15分の場所にあります。

今までも自動車で行っていた場所に歩いて行くでしょうか?

今も足がヨタヨタすると言い、気力がないと言う義父が15分歩かなくてはならなくなるのに、免許を返納する気持ちになるとは思えないから、食料日用品調達の術を考えてからでないと免許返納の話をすることもできない。

だからヘルパーさんの力を借りようとしているのに!

怒りの夫の説得

今、夫の仕事はとても忙しい。

朝7時に出て夜9時に帰ってきます。

4月に今の部署に異動してからずっとそんな状態です。

その夫に義父のことまで全て背負わせるわけにはいきません。

夫が先にダウンしてしまう。(我が夫、ストレスに弱め)

私は義父の介護(同居する)は無理(私、ストレスに激弱)なので、できることしか手伝えませんが、通院に付き添ったり契約したり手続きしたり、ケアマネさんとの連絡係になったりは手伝っています。

しかし、義父との連絡は昔から夫に任せています。

契約はすんなりした義父ですが、ヘルパーさんのサービス内容を聞いたとき「それは自分でできる」と抵抗の意思を表しました。

ヘルパーの事業者の担当者の方はプロなので、抵抗感を示す義父の態度から、初めて訪問介護に行くとき家族から連絡しておいてほしいと依頼されました。

そこで、介護サービスが入る前日夜に電話するとはじめは「わかった」と言って電話を切ったのにすぐに折り返してきて「そういえば、断った」と言ってきたそうです。

その言葉に普段温厚な夫も少し声を荒げ「勝手なことをするな」と言いながらリビングを出ていきました。

少しして戻った夫は、「介護サービス受けるって」と不機嫌そう。

夫に言われ、その場では再び受け入れた義父ですが、

その後、何度も「断り」の電話を入れたり、ヘルパーさんを追い返そうとしたり…

私たちが介護サービスの必要性を説明すると、面倒だから「それじゃあ、お願いしよう」と適当に受け流してその場をしのぎ、後で断ればいい。そう思っているのでしょう。

はっきり言ってこっちだって面倒臭いんだよ!!

無駄骨折らせるな!!

というのが本音です。がっかり

義妹が怒髪天を衝く勢いで怒り説得して、今はヘルパーさんを受け入れているようです。

申請の準備から今まで動き、契約してサービスを受けるようになれば落ち着くと思っていましたが、甘かった。

介護サービスへの拒否感はよく起こるようですし、これからも問題は起こるでしょう。

おわりに

高齢で認知症の義父に対して、寛容で居られない自分に自己嫌悪を覚えます。

しかし、実子である夫も怒っているので安心感もあります。

ああ、私だけかヒトデナシじゃないんだって(それもどうよ?)


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