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親家片を経験していない義父

2023/10/12

 

 


核家族化と親家片を経験しないままの高齢者

私の両親の場合

私の親の世代、3世代同居家族(長男家族が同居)している家族も多かったように思います。

私の実家も県外に居住していた祖父が高齢になり同居していました。

今思い出すと祖父の持ち物はとても少なくて、同居するにあたり荷物を処分していたのでしょう。

祖父が亡くなった時はもともと荷物が少なかったことで、片付けもすぐに終わっていたと思います。狭い家ですから物を保管しておくスペースも無かったからね。

義父の場合

一方、義父の両親は義父の兄家族と同居していました。義父は義祖父母が亡くなったとき片付けはしていません。

そりゃ、義伯父家族が住んでいる家だから手伝ってとは言われていないでしょう。

義母の両親の家も義叔父家族と同居していたから同様。義祖母が亡くなったときは、義母が亡くなっていたから余計に手伝うことはない。

親家片を経験していない義父

義父は50年くらい前、今の家に引っ越してきてから物を増やすばかりで、ちゃんと片付けたことがない。

しかも、親家片(親の家を片付ける)もしたことがない。

しかも現役で働いていた時代は高度経済成長からのバブル景気。物を持つことがステータス、物を増やしていた時代ですよね。

物を増やしながら、戦後貧しい時代も経験しているから捨てることに抵抗がある。

親が住んでいた家を片付けた経験もない。片付けがどれほど大変か知らないってことに気づきました。

義父、自分は片付けている。高齢者一人暮らしにしては綺麗に暮らしているって言ってますから。

家族4人で暮らしていた一軒家に今は一人暮らし。

盆・正月に泊まりに行っていたので、寝具が人数分必要で、物が多くなることは仕方ない。

コロナ禍で泊まりに行くことが無くなり、姪甥も社会人になると前のように集まることも難しくなりました。

義父は布団を捨てなければいけないと言っていて、我々がもう泊まることはないから処分するのか元々不要な布団があったのか…

家族の集まりも変える時期になったのかもしれないです。

片付けの大変さを実感?

義実家の台所に物が多くて危険と思い、片付けをはじめました。

台所や脱衣所などは義父の執着するものが少なく、ゴミ捨てルールがよく分からないという問題だけでした。

収集してもらえなくてゴミ出しが億劫になってゴミを溜めるようになってはいけないと、月2回収集のゴミはわが家に持ち帰り仕分けしてゴミ出ししています。

作業は子世代がするけど、要不要の判断は義父にしてもらいます。

要不要判断って、頭が疲れるから思考停止で「必要」と判断しがち。

捨てたら取返しがつかないからって。

「これは要る?ほかの物で代用しない?」など、口うるさくいちいち聞いてくる嫁に対して義父は面倒になると「いる。とっておく」の言葉が多く返ってくるようになります。

なんでこんなものをとっておくの?と歯の裏まで上がってくるけど、そこからぐっと飲みこんでw

次来た時に再挑戦。

気力がない面倒くさい

2023年5月、コロナが5類に変更されてからは義実家に片付けに行く頻度が高くなりました。

そのたびに義父は「近ごろ気力がない。億劫で。面倒くさい」と言ってきます。

そりゃ、高齢になれば気力も体力も落ちます。当たり前です。

私たちだって10代20代のころより気力体力は落ちています。

それでも、これからの人生の中で今が一番若いのです。

若返ることは出来ないのだから、一番若い今、気力が湧かなかろうと面倒臭かろうと出来るうちにやることはやらないと。

と言って、義父に「片付けたくない」とほのめかされても聞き入れず片付けます(鬼嫁)

人間いつかは死ぬ

義父は90歳まで運転したいって言っていました。

ってことは90歳以上生きる予定らしい。

健康で長生きしてほしいと願っていますが、それでも人間いつかは死ぬのです。

「終活しなければ」「葬式は○○で」などと言ってきますが、世間話っぽいというか、具体的なことは全く手つかず。

私はエンディングノートとして、今からお金関係のことはノートを作っていますし、そのように伝えました。備えておくことに越したことはないから。

【エンディングノート】リングファイルで最新に。 | iomemo

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iomemo 天パ、くせ毛を活かす。物の多い夫と終活に向けて片付けを頑張るアラフィフの雑記ブログ。


入院などになると必要書類がどこにあるのか聞いておかなければわからないし、お金も必要です。

お金は立て替えればいいけど、そのままもしものことがあれば相続開始され、しばらく立て替えっぱなしになってしまう。

夫のきょうだいと揉めるとは思わないけど、お金のことは分かりやすく管理しておくことは大切。

立て替えるよという優しい気持ちとは別に、きっちりしておけば揉めずに済むと思っています。お金は怖いからね。

義父は義母を50代で亡くしています。そのとき、きっと大変だったと思います。

でも、お金関係は夫婦なら財布が同じようなものだけど、親子となると別財布。

「終活」というと家族への気持ちとか人生の振り返りとか、「気持ち」面にフォーカスされることもあるかな?って思います。

が!私の考える「終活」は、残された人が苦労しないように整理整頓しておく。くらいの事務的なものなんですよね。

気持ちを伝えたいなら、普段から伝えればいい。照れくさいなら手紙書けばいいのでは?って思うのですよ。

何にしても今の義実家は物が多すぎるのでね。

イヤイヤ言われようとも宥めすかして片付けようと思いますw




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