原作のある作品の映像化について、どう思われますか?
私は保守的な人間だからなのか、原作がある作品は可能な限り原作に忠実であってほしい願望があります。
例1【リング】
主役が男性から女性へ変更されており「誰?」となりました。原作を読んでいると映画版の登場人物が綺麗すぎて脳内で原作の登場人物と一致させることが出来ず集中できなかった悲しい思い出があります。映画を観るなら原作先に読むな(家訓)
例2【探偵ガリレオシリーズ】
ワトソン役が新キャラ女性に(原作のワトソン役は男性)変更。
これは本当に「誰?」となりました。実写化で登場人物が変更になることはよくあることと分かっていても「原作を知っている」から別ものと割り切れないんです。頭が固いんでしょうね…
とはいえ、原作を知らなければ面白く視聴できることは経験済み。
映像化された作品を視聴してから、原作を読むと違和感はありません。先に原作を読みあとから映像化作品を視聴すると「違う」ことを「なんか嫌」と思ってしまう。
原作を読んでいて映像化作品を観るって、よほどその原作が好きなんだと思うんですよね。原作が好きだからこそ違和感に戸惑うという気持ちが理解できてしまう。
実写化するということは実写化した「作品」を作るということですから、ドラマや映画の製作者も良い作品を作ろうとされているのでしょう。
原作に忠実って再現ってことだとしたら何のために実写化するの?という話もありますよねきっと。「読む」より「観る」とか「聴く」ほうが好きなひともいるから再現でも良いのでは?とは思うけど(原作原理主義のケがあるものでw)
原作を再現ばかりしていると脚本家さんの創作力が落ちるなんてことを聞いたことがあります。原作がある作品の脚本はAIに任せるといいのかもしれませんね。
原作の情報と条件設定すれば、いい感じの脚本を作り上げるのは人間よりもAIの方が得意な気がします。
原作者さんが映像化にあたり「忠実に」と希望されていたのに、改変されていたニュースをみました。
(2024.1.30記事公開後、ラジオから芦原妃名子さんの訃報が流れてきました。どうしてこんなことになるんだろう。ゼロからイチを生み出す原作者さんを守って貰いたかった。ご冥福をお祈りします。)
原作者さんが「漫画に忠実に」との条件で実写化する約束なら、守らなきゃいけませんよね。
メディアだけのことではないけど、契約を軽視する風潮があるように思います。
今回のドラマ制作者側は、原作者との約束を守る気がはなから無かったんじゃないかな。
民法では口約束でも契約として守らなければいけないのに。
不思議なことに原作と違い過ぎてもはや別物くらいになると「それはそれでアリ」ってなります。矛盾しますけど。
シャーロック・ホームズを現代でドラマ化しかもワトソン女性とか、面白く視聴しました。
結局のところ、人の好みは人それぞれ。ってことなのか?
お読みいただきありがとうございました!
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